ウェディングドレスのスタイルライン

花嫁がイチバン注目して選びたいラインです。
この部分が全体の印象を決めるので、
しっかりと選びたいところ。
どんなスタイルが似合うのかは、
デジタルカメラなどで撮って、自分の目でしっかりと確認してください。
オススメはすべてのラインを試着してみることです。
ドレスは普段の洋服とは違いますので、この機会に試しましょう！

○Aライン
アルファベットのAのように上部が小さく、
ウエスト部分から裾にかけて直線的にスカートが広がるデザインのドレスのこと。
縦のラインが強調されるので、背が高く見えます。
比較的体型を選びませんので、選びやすいデザイン。
シンプルで洗練された印象が人気。
 

○プリンセスライン
ウエストの切り替えから裾に向かって、スカートが大きくふんわりと膨らんだスタイルのドレス。
華やかで愛らしさもある。スカートの広がりはパニエで出す。 
花嫁さんの中では一番人気の度ドレスです。
また新郎も花嫁の理想像に近い印象を持っていますので、
これ！ということがよくあるそうです。

 
○マーメイドライン
ひざから裾にかけてギャザーやフレアが入ったドレスライン。
ひざまでは身体に沿っていて、裾が広がった人魚の尾びれのようなスタイル。
エレガントで大人っぽさがでます。
カクテルドレスには比較的多い印象。

○スレンダーライン
全体のシルエットが細く、ストレートなデザイン。
あまり広くない会場でも映えますので、レストランウェディングにぴったり。
体のラインが強調されます。体調の変化には注意です。

 
○ベルライン
スカート部分にギャザーがたっぷりと入っていて、
ウエストから裾にかけてつりがね型のラインを描くライン。
プリンセスラインよりボリュームは少なめ。

 
○２ＷＡＹ・３ＷＡＹドレス
イメージや形を２通り、３通りに変化させられるドレスのこと。
装飾を付けたり取り外したりするだけで、簡単にイメージチェンジができるため、
最近人気のあるドレスタイプです。
髪型やブーケも違うものにすれば、ガラリと雰囲気を変えることもOK。
印象が違うので、お色直しにも最適です。
 

ドレスのスカートについて

ドレスのバックスタイルがイチバン重要なことはご存知ですか？
なぜなら、挙式で招待客が見ている時間が長いのは、
花嫁の後ろ姿だからです。
ウェディングドレスは、もちろん前面も大事ですが、
後姿にこだわったドレス選びにトライしましょう！

 

○トレーン
ドレスの引き裾のことで、後ろに長く引きずったスカートの裾の部分です。
長いバージンロードには長いトレーンがおすすめ。
最近では、長いトレーンが流行です。
とっても美しく見えますよ。
披露宴会場が狭い場合やガーデンなどを歩きたい花嫁には、トレーンは短めが便利。
トレーンを取り外せる2WAYタイプのドレスも。
ボタンで取り外しができるようになっています。
頑丈にしているので、もちろん簡単には取れないようになっています。
長ければエレガントに、短ければカジュアルでキュートな印象になります。
 

○バッスルスタイル
スカートの後ろの部分にバッスルと呼ばれる腰当てを入れて膨らませたスタイルのこと。
ベールがとても映えるドレスです。
個人的には中世のドレスのようで、とてもキュートなドレスです。

○ティアードドレス
フリルや帯状の布が段々に重なり、裾にかけて広がる形のドレス。
ティアーは段々に重ねるの意味。
カクテルドレスによく見えます。
 
○オーバースカート
ドレスのスカート部分の上に、さらに重ねて着るスカートのこと。
 

ウェディングドレスの入手方法

ウェディングドレスは、花嫁をキレイにする一番のアイテム。
でも、ドレスってどうやって選ぶのと疑問があると思います。
まずはどんな入手方法があるのか、学びましょう！

○レンタル（貸衣裳）
結婚式の婚礼衣裳の調達方法としては主流です。
・・・自分に家にドレスを置いておくのは無理な方が多いですし、
その後どうするの？という問題がありますから。
ホテル・式場の衣裳室でレンタルする方法と、
レンタルドレスショップでレンタルする方法があります。
式場では、衣装室以外でレンタルし、持ち込むと、
保管料（持込料）がかかることが多いので、
事前に確認することをオススメします。  

○オーダーレンタル
オーダーで作ったドレスを、結婚式に店に返却するシステム。
レンタルと違って、新品かつ自分にぴったりのドレスが着られるのがメリットです。
新しいドレスは嬉しいですよね。
料金は通常のレンタルドレスより
やはり高めの設定に。 

○セルドレス（プレタポルテ）
販売している既製のドレスのこと。
既製品だが多少のサイズ直しは可能。
輸入品を扱う店も多く、値段もリーズナブル。
ショップによっては、レンタルよりも安い金額で購入が可能なため、
セルドレスを選ぶ方が増えています。
増えている理由として推測できるのは、
ネットオークションで手軽に販売できる点なのかもしれません。
レンタルと違い小物がついていないので、別途用意が必要です。

○サイズオーダー
自分の体のサイズに合わせてドレスを作るシステム。
何種類かあるデザインの中から、好きなデザインを選べる。  
シルエットが綺麗にでるので、レンタルなどとは違って、
スタイル良く見えるメリットがあります。

○セミオーダー（プレタクチュール）
サンプルドレスを基本にしてデザインや素材を
アレンジして、製作するドレスのこと。
注文～完成までの目安は３～４ヵ月。
レンタルやセルドレスと違って時間がかかるので、
早めの注文が必要です。

○フルオーダー
オーダーメイドのウエディングドレスのこと。
女の子の憧れですよね！
デザイナーと打ち合わせをし、希望に沿ったデザイン画で、生地選び・仮縫いを経て完成。
制作期間は注文から４～６ヵ月。
手がかかる分料金も割高だが、すべて思い通りのオリジナルドレスが自分のものになるのが魅力。